母・篠田さかえの百箇日を迎えました。
四十九日から今日まで、あっという間の百日でした。
母がいなくなった寂しさは、今もふとした瞬間に感じます。
けれど、百日という節目を迎えた今、悲しみだけではなく、父と母が私に残してくれたものを、改めて感じています。
私が今こうして「着物アートギャラリー宴」を続けていられるのも、父と母がいてくれたからこそ。
父と母が築いてくれた人生と、そこでいただいたたくさんのご縁。
その先に、今の「宴」があります。
そして宴を今日まで続けてこられたのは、何よりもお客様お一人おひとりとのご縁があったからです。
お宮参り、七五三、成人式、卒業式、結婚式。
人生の大切な節目に、宴を選んでくださる皆さま。
何年も前にご利用いただいたお客様が、またお子様やお孫様の節目に訪ねてくださることもあります。
そんな時、
「このお店を続けてきて本当によかった」
と心から思います。
母が93年の人生を精一杯生き、多くの人とのご縁を大切にしてきたように、私もこれからも人とのご縁を大切にしていきたいと思います。
父と母が残してくれた「宴」という場所を、これからも大切に。
そして、宴に足を運んでくださる皆さまに、感謝の気持ちを忘れずに。
百箇日を一つの節目として、また今日から一歩ずつ。
父と母に
「ありがとう」
を伝えながら、女将として、これからも頑張っていきたいと思います。
いつも宴を支えてくださる皆さま、
本当にありがとうございます。
これからも、着物を通して生まれるたくさんの笑顔とご縁を、大切にしてまいります。
着物アートギャラリー宴
女将 神野麻利子
